菅家旅館 ~ボストン本店~
ボストン近郊の町にある、小さな小さなお宿でのお話。女将のナオコが、お料理の事や周辺の観光スポット、日々の生活等をふんわりと語ります。
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「スジャータならぬ、スガーヤより愛をこめて!?」の巻

皆様、こんばんは。

このところ、めっきり暖かくなった当地ボストン。
夏を先取りしたような、タンクトップにショート・パンツ、サンダル履きのボストニアン達の姿には、多少、驚いてしまうものの(だって、まだ4月ですよ。肌寒い日もあるんですよ。なのに、どんな体型だって何のその!思いっきり肌を露出した彼らの格好に、ドキドキドキ・・・(^^;)、待ちに待った春の訪れを心から楽しんでいるようで、私まで何だか嬉しくなってしまいます。


さて、本日も昨日に引き続き、旅館業は休業!?して、”甘味処 菅家本舗”の第2作目、インド風デザートの”キール”をご紹介したいと思います。

      kheer.gif

という事で上の写真、こちらが菅家本舗特製のインド風デザート、”キール”でございます。いわゆる”ライス・プディング”、又は、”ミルク粥”と言った方が分かり易いでしょうか。

実は、長い修行のしばしの休息中、沐浴をされていた”お釈迦様”へ、そこに偶然通りかかった娘、”スジャータ”が捧げた”乳粥”にあたる物がコレなのだそう。

このように、特別な意味を持つ食べ物として、インドでは、お祝いやお祭の日に食べられる一品なのだそうですが、当店周辺のインド料理店では、バッフェスタイルのランチや通常のメニューでも提供される、ポピュラーなデザートとして親しまれております。

ほのかに漂う、甘いスパイスの香と、まろやかなミルクの味。軽くとろみが付くまで、ゆっくりと煮込まれたソレを一口、口の中に流し入れると、舌の上でとろけてしまうような、何とも言えないライスの食感。
日本では、あまり馴染みのない食べ物なのですが、一度味を覚えてしまうと、「インドカリーの食後には、コレがないと・・・」と思わせられる程、甘くて、クリーミーで、そして優しいお味の食べ物なのです。


ではここから、そんなインド風デザート”キール”をアレンジした、”菅家本舗 特製キール~ココナッツ・ミルク風味”のレシピをご紹介。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      ★ ”菅家本舗 特製キール~ココナッツ・ミルク風味”のレシピ ★


材料 : 
米4分の1カップ、牛乳2カップ、ココナッツ・ミルク2カップ、砂糖3分の1カップ、お好みのスパイス(カルダモン、シナモン、ナツメグ、サフラン等)パウダー小匙1or ホール適量、お好みのクラッシュ・ナッツ(ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ等)適量


作り方 :
 1、 米は軽くすすいで、ざるにあけて置く。
 2、 鍋に牛乳、ココナッツ・ミルク、スパイスを入れ、中火で沸騰させる。
 3、 沸騰したら、米を加えて極々弱火にし、米が柔らかくなるまで煮る。
 4、 仕上げに砂糖を加えて火を消し、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やす。
 5、 器に盛り付け、お好みのナッツを散らしたら、できあがり!


調理する際のポイントは・・・、
★ 材料を煮る際には、必ず極々弱火で、吹きこぼれないように!
★ 米に火が通ると、焦げ付きやすくなるので、こまめにかき混ぜましょう。
★ スパイスは、お好みの物でどうぞ。苦手な方は、入れなくてもかまいません。
★ ナッツも、お好みの物でどうぞ。また、スライス・アーモンドやドライ・レーズン等を入れても、美味しく召し上がれます。
★ 砂糖の量は目安ですので、お好みの甘さでどうぞ。
★ ココナッツ・ミルクに変えて、コンデンス・ミルク(無糖)又は牛乳でも、お作りいただけます。
★ 菅家のキールは、多少、ゆるめに作られています。米の量を増して、もっと、お粥らしくもお作りいただけます。
★ つめたく冷やしていただく他、温かいままでも、お召し上がりいただけます。


こちらの”菅家本舗 特製キール~ココナッツ・ミルク風味”、”タピオカ・ミルク”のタピオカを、ライスに変えて、柔らかめにしたような食感・・・、とでも言いましょうか。「ミルク粥なんて、食べた事ないわ!」なんて方にでも、安心してお召し上がりいただける食べやすさです。
また、ほのかに香るシナモンの香が食欲を刺激、ココナッツ・ミルク風味の牛乳とマッチして、クリーミーで優しい味わいを醸し出します。

皆様も一度、インド風の新鮮味あるデザートとして、また、栄養バランスのとれたおやつとして、お試しになってみてはいかがですか?


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「ドラえもんにも食べさせたい!~レシピ編」

       dorayaki-otsukaimono.gif

皆様、こんばんは。

ここ2~3日で急に春らしく、暖かになった当地 ボストン。
本日までで春休み期間が終了し、明日からは、また、普段の暮らしが戻ってまいります。

前回の記事中に「”菅家本舗”特製プチ・ドラ焼きのレシピを追記する予定」と書きつつ、何日も放ったらかしにしておりましたのも、何もせず、じっとしていた春休み前半とは打って変わって、後半は急に忙しく、外出し通しの日々。
遠方にこそ行く事はできなかったものの、今日は主人のクラスメイト達と一緒に、先生宅へのお呼ばれ、次の日は、自分のクラスメイト・先生と、日帰りで鉄道の旅・・・等など、急なお誘いや行事が立て込んで、息つく暇もなかったせいなのです。

まあ、これだけ忙しかった・・・と言っても、どれもこれも充実しており、また、普段よりも多く長く、英語で話す事のできる絶好の機会。とても楽しく、有意義に過ごさせていただきました。


さて、話を本日のお題へと変えまして・・・、

当旅館・・・じゃなかった!”甘味処 菅家本舗”の特製ドラ焼き詰合わせセット、今回のお呼ばれのために製造・持参したのですが、皆様方の評判はなかなかの物。
中国の方はもちろんの事、餡子に慣れていないであろう他の国の方にも、「美味しいよ!」との太鼓判をいただきました。

では、ここから、”菅家本舗”特製プチ・ドラ焼きの簡単なレシピを紹介いたしましょうね。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      ★ プチ・ドラ焼きの簡単なレシピ ★

   dorayaki-small.gif

材料 : 14個~16個分
薄力粉120g、ベーキングパウダー小匙1、砂糖60g、卵2個、はちみつ大匙2、水80cc、お好みの餡200g前後


作り方 :
 1、 薄力粉、ベーキングパウダーはふるいに掛けておく。
 2、 大きめのボールで、卵をしっかりと泡立てておく。
 3、 砂糖を加えて、更にしっかりと混ぜた物に、はちみつ、水を加える。
 4、 粉を入れて、ダマがなくなるまで混ぜる。
 5、 熱したフライパン、又はホット・プレートに油を薄く引き、丸く形を整えながら、カレー・スプーン1匙程の生地を落とす。
 6、 表面に泡がプクプクと浮かんで来たら返して、裏面も軽く焼く。
 7、 焼き上がった生地は、2枚セットで冷ましておく。
 8、 生地の間に、適量(大匙1強が目安)の餡をはさめば、出来上がり!


生地をムラなく、綺麗に焼き上げるコツは・・・、
★ フライパンを熱する段階で、油はしっかりと馴染ませ、生地を焼く直前に、綺麗にふき取っておく。(油が多いと、美しい茶色の生地に焼き上がリません。)
★ フライパンが熱すぎると、ムラが出来易くなるので、フライパンをよく熱した後、一度、濡れ布巾の上で温度を下げてから、生地を焼き始めると上手くいく。また、焼く際は、弱めの中火で。


こちらの”菅家特製レシピ”で作るプチ・ドラ焼き、安心していただけるお子様のおやつとして、また、訪問先への和風の手土産として、様々な用途にお使いいただけます。
また、生地の焼き加減さえ上手くいけば、意外と簡単ですので、どうぞ、一度お試し下さいませ。
それでは、また。



「ドラえもんにも食べさせたい!」の巻

皆様、こんばんは。

只今、他の地域よりも、若干遅めの春休み中である、菅家旅館 ボストン本店。
本来ならば、1週間以上も続く休みを有効に使おうと、2~3日の旅行に出ても悪くはなかったはずなのですが、諸々の事情よりぼんやりと過ごす事、今日まで4日。

昨日のペイトリオッズ・ディ(マサチューセッツ州の祝日)には、皆様もご存知の”ボストン・マラソン”が行われていたのですが、私一人応援にも行かず、ふて腐れておりました。

まあね、ここ数ヶ月、当旅館はず~っと、開店休業状態。
・・・って、「元々、旅館やないしっ」なんて突っ込みは、無しにしておくんなまし!?

体調があまり芳しくなかった性もありますが、”やる気が出ないのに、何だか暇で仕方ない”ってな日が続いておりました。

dorayaki.gif

そこでっ、ジャジャジャ~ン!!!
この度、”甘味処 菅家本舗”へ、家業を衣替えする事にいたしました。

・・・って、言ってるだけやから。
一人、”ゴッコ遊び”して、楽しんでるだけやから(笑
(この年になって、”ゴッコ遊び”もヘッタクレも、あったもんじゃないってか!?)


それはともかくも、上の写真が、新装オープンした”甘味処 菅家本舗”の記念すべき第一作、”プチドラ焼き”でございます。

皆様、よくよくご覧下さいませ!
ドラえもんもビックリ!?のその出来映え、そのお味。どこの屋台にもお店やにも、負けやしませんよ~!

カワイイ坊やの三時のおやつに。お年頃のお嬢ちゃん方の行楽のお供に。甘い物好きのパパの晩酌のおつまみに。
お昼のスナックとして、学校なんかに持って行ったりなんかしちゃったら、
「コレが、本物の”Japanese Sweets”なのねっ!」などと、クラスの皆の人気者になれる事、間違いなし!


こちらの、”甘味処 菅家本舗 特製プチドラ焼き”。
今なら、餡を2倍も増量中!
おまけに、お買い上げ下さった皆様全員に、同系列”菅家旅館 ボストン本店”への無料招待券(1枚2名様有効。お食事つき)を、プレゼント中です!

さあさあ!どうぞ、この機会に、”甘味処 菅家本舗 特製プチドラ焼き”をどうぞお試しあれ!
皆様のご来店を、心よりお待ちしておりますよ!



・・・ここまで読んで下さったアナタ。
「JAROってなんじゃろ~」ってな所に、連絡しようと思ったらアカンよ(笑
本日はこれ以上、体力が続かないので、ここまでにしておきますが、後日、真面目なレシピを追記する予定です。
期待しないで・・・・、待ってて下さいませ。
ではでは。



「サーカスって面白い!」の巻

        circus1.gif

皆様、こんばんは。

・・・という事で、先週の木曜日(4月5日)、従業員達への福利厚生!?も兼ねて、サーカスを見に行って来ました。
昨年、ふとしたきっかけで目にした、”BIG APPLE CIRCUS”の公演があまりにも面白かったため、今年も、この一行が当地にやって来るのを、今か今かと待ち構えていたのです。


いや~、この、”BIG APPLE CIRCUS”、説明するのもまどろっこしくなる程、毎回、毎回、めちゃくちゃ楽しい公演内容です。

本当に何が楽しいかって、冒頭の写真(ちょっと、ぼけちゃいましたが・・・)のように、人の演技が中心。
普通、サーカスと言えば、猛獣ショーやゾウ使いの登場など、動物の演技が大きな見せ場となるイメージが強いのですが、こちらでは、道化師達やサーカスの団員が”演技”するんです。

   circus4.gif
*今シーズンの公演、”STEP RIGHT UP”のパンフレットより。
(左)”GRANDMA”・・・昨年、「おばあちゃん、ハリウッドへ行く」の主人公だった彼女(彼!?)。今回も見せてくれます!(右)”JUSTIN CASE”・・・自転車を使った芸を見せてくれる彼。名前が”念のため”ってのも、イカしてる!?

犬や馬のショーはあっても、大きな動物の登場はなし。
その代わり、公演を通してストーリー設定があり、その流れに沿って、綱渡りやらジャグリングやら、お馴染みの芸を交えて、話が進んで行くのです。

生バンドの演奏にのせて行われる、クラウン達の表情豊かな事、演技上手な事!
サーカスというより、質のよいエンターテイメント、お芝居やミュージカルを見ているような気分になれます。

こちらの”BIG APPLE CIRCUS”のボストン公演、5月6日(日)まで行われているそうなので、お時間があれば、出向いてみてはいかがですか?
日本で見たサーカスの概念が、一度に吹っ飛んでしまうくらい、とっても面白いですよ!


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      ★ ”BIG APPLE CIRCUS”について ★

     circus3.gif

* 公式のウェブ・サイトはこちら。チケットの情報もあります。
(会場は、T のグリーン・ライン、Government Center 駅で降りてすぐ。)

   http://www.bigapplecircus.org/Home/



「こんな物まで・・・」の巻

皆様、こんばんは。
本日は、私にしては珍しく!?、少しだけタイムリーな話題をご紹介します。


という事で、昨日は当旅館の従業員・・・、いえいえ、我が息子ジュンの保護者面談の日。
私と主人、二人揃って、旅館の営業を放ったらかしにして(いつでも、開店休業状態ってか!?)、ジュンの学校まで行ってまいりました。

先生に何を言われるか、相当ビクビクしながら訪れた教室だったのですが、私どもが思っていたよりも、学校でのジュンはしっかりとやっているようで、お褒めの言葉もいただきました。
当初、想像していたようなお叱りを受ける事もなく、まあ、一安心といったところでしょうか。

ですが、先生からのコメント、
「It's my hope that he will work more cooperatively with peers.」・・・”my hope” ときましたよ、先生!もっと、授業に集中してくれって事なんかな。ふぅ~。
「So much drawing」・・・いつでも、どこでも、お絵描きし過ぎってか!?
には、何ともかんとも・・・。
やっぱり、我が息子。こういう奴なんですね・・・(苦笑

      the-dice-man.gif
    *これが噂の”The Dice man”。少し甘めのコールスロー・サラダとピクルスが添えられてました。

ここまで読んで、えっ?これのどこが、”タイムリーな話題”やねんて?

・・・いえいえ、本題はこれからなのです。
この後、面談を終えた菅家一同、久々に皆で揃って外食をいたしました。

いただいて来たのは、上の写真にあります、ただのハンバーガー。
ですが、”ただのハンバーガー”と言っても、ただのネーミングじゃないんですね。

その名も”The Dice man”。
わっかるかな~?わっかんねぇだろうなぁ~?

という事で、説明いたしますと・・・、
今、沸きに沸く、ボストンのご当地球団 ”Red Sox ”の日本人選手と言えば、そう!”松坂大輔”選手ですね。彼の、こちらでのニックネームの一つが、”Dice-K”なんです。(なんて、安直な名付け方・・・。)
それで~っと、ここから名前をとったのが、菅家一同がいただいたハンバーガー、”The Dice man”だという訳らしいのですが、どこがどうして、これが”松坂”につながるのか、私には全く分かりません。

ですが、次の日(本日4月11日の事。イチローとの対決が注目されていましたが、7回3失点で、途中降板したようですね。残念。)、ご当地フェンウェイパークでの初登板が予定されていた事もあり、球場に行く事はできなくとも、気分だけでも”松坂フィーバー”にあやかろうと、そちらをオーダーしたのです。

まあ、ネーミングはともかくとしても、とろりと絡められたテリヤキソースに、おろしニンニク。
パテは、焦げ目が付く程しっかりと焼き上げられているのにも関わらず、中からはジューシーな肉汁が。
テリヤキソースがほんのりと甘く、強烈なニンニク臭はたまらなかったけれど、意外と美味しい一品でした。

    the-hillary-clinton.gif
*こちらは”The Hillary Clinton”。山盛りのポテトフライとピクルス付き。

実はこのお店、”Mr.Bartley's Burger Cottage”といい、ハーバード・スクエアのマサチューセッツ・アベニューという大通りに面した、地元では名の知れた人気店なのです。

何が人気かと言って、大盛りに盛られたポテトと、ボリュームあるパテが自慢のハンバーガーは、見た目も味も、王道のアメリカンその物。
パテに使われているミンチは、毎日フレッシュな物を使用しているそうで、焼き加減も絶妙です。

また、”The Dice man”でも分かるように、ネーミングがとてもユニーク。
”The George W. Bush”、”The Condoleezza Rice”、”The Dick Cheney”なんて、政治家の名前が付いていたりします。

今回は、”The Dice man”の他に、近頃、何かにつけて動向が注目される、この人・・・じゃなかった!この一品、”The Hillary Clinton”もオーダー。
こちらは、ハンバーガー・バンズに、パテと、マッシュルーム、サワークリームをはさんだ、あっさりとしたお味。これも、とっても美味しかったですよ。


この”Mr.Bartley's Burger Cottage”、店内も「これぞ、アメリカ!」ってな感じに装飾されており、いつ行ってもお客さんでいっぱい。
皆様も、ハーバードにお出での際に、一度トライされてみては?
雰囲気も、盛り付けも、お味も、私達が一般的に想像する”アメリカン”な物を陽気に、心行くまで堪能できるはずですよ。


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   ★ ”Mr.Bartley's Burger Cottage”について ★


   bartleys.gif
  
 
 * 詳しくは、こちらの”City search”をご覧下さい。
  
 http://boston.citysearch.com/profile/4745713/?brand=smx_restaurant-nc

 
 * その他、
・お会計は、米国の一般的な店とは違い、食後、入り口付近のレジにて支払います。チップだけは、机の上に置いて帰りましょう。

・ちなみに、この店には、一般客用のトイレがないので注意!(従業員用はあるかもしれませんが、使えるかどうかは???)



「イースターの出来事」の巻

       easter-egg.gif

皆様、こんばんは。

本日、4月8日(日)はイースター。

本来は、イエスの復活を喜ぶ、キリスト教徒のためのお祝いの日なのですが、今日では、一般の人々にも親しまれる、楽しいイベントとしても定着しています。

上の写真のような、”イースター・エッグ”やそれを模したお菓子、”イースター・バニー”と呼ばれるウサギなどの事は、もう、皆様もご存知のはず。
卵は、「殻を破って、新しく生まれ変わる」復活の象徴として、ウサギは、「春先に沢山の子を産む」繁栄の象徴として、イエスの復活を祝うと共に、人々の、春到来に対する喜びを表す意味合いもあるそう。

それらにちなんで、子供達は”エッグ・ハント(卵探し)”や”エッグ・ロール(卵ころがし)”、”エッグ・レース(卵をスプーンで運ぶ)”などのゲームを楽しんだりもします。

また、その日には、「イースター・バニーが卵を産む」、「よい子の元に、イースター・バニーがお菓子を届けに来る」なんて面白い云われもあるそうで、それを信じて疑わない当旅館の従業員のもとにはもちろん、イースター・バニーからのささやかなプレゼントが届きました。
実際は、誰が運んで来たのか・・・なんて事は、絶対に秘密です(笑


さて、ここからは、イースターについてのもう少し詳しい説明を。

イースターは毎年、3月21日より後の、最初の満月の次に来る日曜日に当たり、3月22日から4月25日の間で、年によって変わります。
また、そこに至るまでの期間は、”Lent”(四旬節)と呼ばれ、物忌みの意味を持ちます。カトリックとプロテスタント、その他諸派によって、呼び名、儀礼など、違いがあるのですが、その期間中も、特別な意味合いを持つ日が、他にも何日かあるそう。

主なものでは、四旬節の初日(イースターから、日曜日を除いて40日目の水曜日。)の”Ash Wednesday”(灰の水曜日)。
カトリック教会では、自分の行いを悔い改めためる事の象徴として、額に灰で印を入れるという儀式を行ったりもします。

その前日の”Shrove Tuesday”(懺悔の火曜日)は、中世、この日に懺悔を行っていた事に由来。また、四旬節中、節食をするという古くの習慣より、脂肪分の過多の食べ物を食べたり、パーティを開いたりするそうで、ラテン・アメリカなどで行われるカーニバルも、その一連による物だという事です。
そう言えば、以前 ランカスターにて、ジュンが記者の方に取材された際、食したドーナッツのような物”Fasnachts”も、実は、アーミッシュ達がこの日に食するための物であったという事を、後々知りました。

他にも、イースター直前の日曜日で、キリストがエルサレムに入城したとされる日を”Palm Sunday"(棕櫚・シュロの日曜日、枝の主日)。

イースター直前の木曜日は、”Maundy Thursday”(洗足の木曜日)、いわゆる最後の晩餐の日。

イースター直前の金曜日は、イエスが人々に代わって罪をあがなうため、十字架にかけられた”Good Friday”(聖金曜日、受難日)。

そして、イースターから40日後の木曜日、”Ascension”(キリスト昇天)、50日後の”Pentecoste”(聖霊降臨)と続くそうです。

   jdshouse-table-setting.gif
*テーブルの上には、手作りのネーム・プレートとイースター・エッグが。

前置きが長くなりましたが、お話を菅家一同の事に戻しまして・・・、

そんなイースター当日、一同が揃って訪れた場所は、ボストン中心部にある、とある教会。
普段から、英語の勉強やイベントに参加したり、こちらにお勤めの方や信者の方からお話を伺ったり・・・。週に3日は出向いているこの場所で、聖金曜日に続き、この日も礼拝に参加させていただいたのです。


そして、礼拝の後。
この教会でお勤めの、まだ年若い牧師さん宅にお招きを受け、イースターのお祝いの場に御一緒させていただきました。

元々は南部出身だという彼と、彼の奥様。そして、かわいい3人の子供達の温かいもてなしに、何だか心がホッとした私。

違う国から来た、英語もさほど上手くない菅家一同。
更に、私の知る限り、多くの人に典型的日本人の特徴だと思われている、”特定宗教を持たない”私(自身の事を、「無宗教だ」とは思いたくないけれど。)と、その辺りにおいては、はっきりとした主人。
・・・そんな一同でも受け入れよう、話しそうとする意思がないと、家にまで招こうとは思わない事、頭では理解できていたのですが、それでも緊張していたのですよ。
一歩、彼らの家に踏み込むまで。彼らの表情を見るまで。

   jdshouse-southstyle-ichigocake.gif
*ケーキとクッキー、食事のパンは、祖母から母、母から子へと、代々続くレシピで作られたそう。

私、彼らと顔を合わせて、言葉を交わせて、それでよくわかったの。

言葉などいらない・・・とは、思いません。言葉は、本当に大切です。語学ができればできる程、良いに決まってます。

だけれど、一番大切な事が一つ。
「相手を受け入れよう」という気持ち、すごく重要なんですね、やっぱり。
話し方、受け答え、表情、全てにそれが表れる。

相手を受け入れて、違う物でも受容しようとする。
その気持ちの持ちよう、何て言うべきなのか・・・。”寛容性”とでも、言ったらいいのでしょうか。
今日、彼らと話していて、日々、考えていた物が、さらにはっきりした気分になりました。

相手が、アメリカ人であろうが、メキシコ人であろうが、ドイツ人であろうが、日本人であろうが、それは、どんな人であっても一緒。

そういう心持ちでいられる人でありたい・・・。
本日、彼らの家で過ごした事を振り返りながら、そう思いました。



「メープルシロップ・シュガーリング」の巻

皆様、こんばんは。

4月だというのに雪がヒラヒラと舞い落ち、辺り一面、ほんのりと雪化粧がほどこされた、菅家旅館 ボストン本店。
本日は久々に、「記事を書こう」という気力が戻ってまいりましたので、ぼんやりと窓の外を眺めつつ、今、パソコンを開いたところです。
今晩のお題はもちろん、予告だけして放ったらかしになっていた、”メープルシロップ・シュガーリング”の事。

お~い、忘れないで待っててくれた?

とにかく、体力の続く限り、タタタ~っと書き進めてまいりますので、どうぞ宜しくお付き合い下さいませ。

 
*Borden Sugar Houseにて ・・・木々に張り巡らされた、樹液を集めるためのチューブ。(上段左)チューブを差し込まれたメープル・ツリーの幹(同右)*Stonewall Farmにて・・・バケツを用いた、昔ながらの樹液の採取方法(下段左)バケツ一杯に貯まったメープル・ツリーの樹液(同左)

ようやく、春らしい暖かさが増しつつあった先々週の土曜日(3/24)、以前よりの念願であった”メープルシロップ・シュガーリング”見学のため、菅家一同揃って、お隣のニュー・ハンプシャー州まで出掛けてまいりました。

当地ボストンより、車で約1時間半ほど。
賑やかな街の雑踏を離れ、森林の中を沿うようにして走るドライブウェイ、はたまた、自然豊かな別荘地といった感じの道中を進む事しばし。

一軒目に立ち寄ったのは、”Borden Maple Tree Farm”という小さな農場。
普段は静かに営まれているであろうその農場も、この時期、混じり物の一切ない、純粋で新鮮なメープルシロップの購入やその製造過程を見学しようという、数組の家族連れやグループで賑わっていました。

こちらの農場では、シロップの元となるメープルの樹液を、木々に張り巡らされたチューブによって採取。
こうして、一旦大きなタンクに集められた樹液は、シュガーハウスに運ばれ、煮詰めの工程を経、琥珀色が美しいメープル・シロップに生まれ変わるのです。

   borden-farm-ajimi.gif
*”Borden Farm”での試食・・・雪の上で、冷やし固められたメープル・シロップ。まるでソフトキャンディーのよう。(左)揚げ立てのコーンフリッターに、メープル・シロップをかけて。(右)

では、ここで簡単に”メープル・シロップ”についての説明を。

メープル・シロップの作られる時期、それは、まだ雪の残る2月から4月の頭にかけてです。

この時期のメープル・ツリー(楓)は、新芽をつけるための栄養を枝々にまで行き渡らせようと、暖かになる日中、地中から吸い込んだ養分を根元で糖に変え、樹液によって、上へ上へと押し上げようとします。
そして、再び冷え込む夜間、その活動が止まり、樹液は根元に下る。

・・・この流れの繰り返し、寒暖の差が、メープル・シロップの元となる樹液の採取を容易にし、また、若葉が芽生え、木々が青々としてくる春中旬を過ぎる頃には、メープル・ツリーも今まで程の養分を必要としなくなり、次第とその樹液の流れも緩やかになっていくため、樹液の採取量も減少。メープル・シロップ作りの季節も、終了するのです。


さて、肝心の樹液の採取方法なのですが、先にお話しした通り、樹液の流れが活発になる初春、”シュガー・メープル”や”シルバー・メープル”等と呼ばれる、何種かの、シロップ作りに適した楓の幹に、ドリルで穴を開けます。

そこに、”Spout”と呼ばれるストローのような物を差し込み、それを口として、流れ出る樹液を採取するという訳なのですけれど、如何せん、現在では収集の効率を良くするためか、更に、そこにチューブを取り付け、木々に張り巡らせては、何本ものメイプル・ツリ-から流れ出る樹液を、一箇所に貯めるという方法を取っている農場が多いよう。


ですが、そのような技術が発達していなかった時代には、メープル・ツリーの幹に傷をつけ、その下にバケツを吊るしては、樹液を採取するという方法が行われていたらしいです。
(幹を傷つける行為は、木のために良くないという事で、ある時期以降、上記のように”Spout”を取り付ける方法に移り変わっていったらしい。)

また、なるべく多くの木々から樹液を収集するため、馬に引かせたソリに木製のタンクを乗せて、森の中を巡る事もあったそう。

2軒目に訪れた”Stonewall Farm”では、そのようなソリを用いた「SAP GATHERING CONTEST」・・・樹液集めのコンテストが開かれており、偶然にも、その当時の様子をうかがい知る事ができました。

   maple-atsume.gif

話をメープル・シロップの事に戻しまして・・・。
このような方法で収集されたメープル・ツリーの樹液は、”シュガー・ハウス”と呼ばれる小屋に運び込まれます。

そして、大きなコンテナーに移し変えられ、糖度を高めるために過熱、濃縮(この工程を、”シュガーリング”と呼ぶ。)されるのですが、実は、この樹液の段階ではまだ、見た目も透き通った水のよう、甘みに至っては、微かに感じるか感じないかという位、私達が知っているメープル・シロップとは程遠い状態。
そこから時間をかけて、40分の1の濃さになるまで、徐々に、徐々に煮詰められた物が、私達が普段目にするメープル・シロップだという訳なのです。


こうして出来上がったメープル・シロップなのですが、その元となる樹液が採取された時期や、また、木が育った場所によって、仕上がりの色艶や甘みが異なるそう。

その違いによってグレード(等級)が分けられ、値段の差も生まれて来るらしいです。
(等級の分け方は、国や州など、原産地によって異なる。)

ちなみに、今回訪れたニュー・ハンプシャー州の基準では、一番貴重で、高価なのが、”グレードA”の”ライト・アンバー”。
これは、樹液を採取し始めた初期、限られた時間にしか採取されない樹液から作られた物で、色はほんのりと薄く、甘みは繊細で、すっきりとした味わいです。

それに、”グレードA” の”ミディアム・アンバー””ダーク・アンバー”、そして”グレードB”と続くのですが、グレードが下がるに従って、色は濃く、甘みは強くなって行くのが意外なところ。
すなわち、”メープル・シロップ”らしい色艶、風味が強い物ほど、等級が低い物だったのです。

・・・皆様、ご存知でした?
私は、全く反対の事、思ってました。味のわからん奴ってか(笑

     sugar-house.gif
*シュガー・ハウスの様子・・・煙がモクモクと上がり、辺りには甘い香が漂っていた。(上段)*メープルの樹液を煮詰めるコンテナ・・・くべられた薪が、真っ赤に燃えている。(下段左)沸き上がるメープル・シロップ。小屋中すごい湯気で、まるでサウナのよう。(同右)

まあ、そんなこんなで、菅家一同も出来立てのメープル・シロップを購入して来たのですが、先程の噂!?のグレード、今回訪ねた2軒の農場の物とも、”グレードA・ミディアム・アンバー”でございました。

当旅館に持ち帰り、早速、味を試してみたのですが・・・、
同じグレードの物とは言えど、「木が違えば、味も違い。味が違えば、産地が違い。」といった感じ。
一方は食した後、舌に残るような、しっかりとした風味。また、一方はすっきりとした後味の、ほんのり優しい風味。

同じようでいて、それぞれに個性あるメープル・シロップの味に、すっかり魅了されてしまった私は、その持ち味を生かした、美味しい利用法を只今、考案中でございます。

試作品ができましたら、また、この場にてお知らせいたしますので、その際もどうぞ宜しく。
しっかり、試食していただきますからね~!?

では、夜も更けてまいりましたので、本日はこの辺で。
失礼いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ★ ”メープル・シロップ・シュガーリング”について ★

・下記のサイトを参考にどうぞ。(Maple Syrup Producers欄の2件目、”Borden MapleTree Farm”に今回は訪れました。)

        borden-farm.gif


http://www.southwestnh.com/features/maplesugar.html


 ・”Stonewall Farm”のサイト。

         stonewall-farm.gif


http://www.stonewallfarm.org/index.shtml




女将よりのご挨拶

女将  ナオコ

Author:女将 ナオコ
ボストン近郊のこの地に菅家旅館を営んで、2年たらず。
まだまだ修行中の身ですが、従業員と共に、皆様方のご来館を心よりお待ち申し上げております。
もちろん、一見さんも大歓迎ですよ!
(”菅家旅館 ボストン本店"は、HP及びこのブログの名称であり、実際には営業いたしておりません。)



従業員紹介

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菅家旅館 ボストン本店への入り口

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主人コージの本業(副業!?)

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