皆様、こんばんは。
今宵は、私が最近、度あるごとに考えさせられる、”ブログ”って物について、少しだけお話してみたいと思います。
さて、当旅館を日頃からご利用下さるお客様の中にも、ご自身がブログの管理者だという方が、ちらほらといらっしゃいますが、そんな方々にご質問。
「皆様、どのような理由で、ご自身のブログをお作りになろうと思いましたか?」
私自身、何の理由で・・・と考えると、漠然とした答えしか出てこないのですけれど、「日頃の何気ない出来事から感じた事、思った事を、書く事によって、更にはっきりと自分の物にしたい。」という事が一つ上げられるような気がします。
自分だけの言葉で、自分の想いを綴る。 それがネットを利用する事によって、不特定多数の人に読まれ、また、その反応までもを楽しむ事ができる・・・。
私にとっては、それがとても魅力的で、面白い事のように思われたんですね、ブログを始めた当初は。でもね、最近になって、ネット上で”物を書く”事の怖さ、”自分をさらす”事の怖さを、ふと感じる事が多くなりました。
・・・”怖さ”だけを感じたのではないですね。 自分の言葉の持つ意味を、慎重に考えるようになったのですから。ネット上で、どのように反映するか、どのように残されていくか、って事まで気になるようになりました。
では、どのような切っ掛けで、そんな事を感じるようになったのか・・・。 自身のブログ運営からだけではないのです。
こうして、ネット上で物を書き始めた結果、何かの切っ掛けから、お邪魔するようになった他のブログがいくつか。 それから、私自身はすぐ止めてしまいましたが、”ランキング”なんて物もありますので、そちらから、「何が書いてあるのかな?」なんて、興味本位でお邪魔する事もあります。
素直な文体で、読んでいて書き手の人となりを想像できてしまう物や、思わず、プッと吹き出してしまう物。こういうブログには、次の日も、また、次の日もお邪魔させていただきたくなりますよね。
でも、そんな中、時には「・・・。」 絶句してしまうような物があったり、自己満足と自己表現の意味を取り違えているような物があったりと、書き手と読み手、両方を担っている者として、ひどく考えさせられるブログがあるのも事実です。
私自身、冗談の延長線上で、”菅家旅館”なんて紛らわしいタイトルを付けている上に、自分の食欲と主張ばかりをネタにしているため、「人の共感を呼ばない、独りよがりなブログ」だと一人、落ち込む事もしばしば。ですから、人の事ばかり言っていられない状況なのかもしれません、実際は。
それでも、思うのです。 「ネット上に自分の言葉を乗せるという事の意味を、真剣に考えた事のある人って、どの位いるのだろう」と。
本当に、ネット上には様々な方が書かれた、様々なブログがあります。
かる〜い感じで書かれているのは、見方によってはポップで面白いし、好感も持てる。 私もそんな風で好きな物、ありますよ。
また、日頃考えないような、大切な事を考えさせてくれる記事もあります。 何か、重要な課題を与えられたような気にさせられます、そんなブログを読んだ後は。 それがどんなに辛口で、辛辣な物であろうとも。書き手の方の真面目さが、私にまで伝わってさえ来れば。
けれど、そんな良いブログばかりでないのが、悲しいところ。 「個人を特定される事なく、自由に書き込める」というネットの匿名性という利点が、逆に作用した、無責任なコメント。それがエスカレートして、意味を成さない誹謗中傷合戦になり・・・。
こういう物を見るとね、無性にやり切れない想いが溢れて来るのですよ、なぜか。 そして、先にも書いた、ブログに対する想いにつながって行くのです。
「自分の言葉(内容)には責任を持って」
現実社会も、またこれ然り。 誰しもが、様々な考えを持つ、様々な人がいるのだという事を意識して、その上で言葉を選んだり、そのように行動したりして生活していますよね。
・・・これが一番の基本だと思うんです、ブログ記事だけでなく、コメント、その他、ネット上で物を書くという事の。
だからと言って、綺麗事でお茶を濁すのが良いとは思いません。 自分の主張は主張。 しっかりと自身の想いを言葉にしつつ、自我意識を肥大化させず、他者に対しても節度を持って。
・・・ご自身のブログをお持ちの方、一度考えてみませんか?ネット上での自分のあり方って物を。
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