皆様、こんばんは。 本日のボストン周辺は、シトシトと雨が降ったり止んだりの一日でございました。
思い返せばこの天候、私がこの地にやって来た一昨年の4月、5月と同じくらいの気温(長雨が続き、春なのにとても寒かった。)ではないかと思えるほど、例年ならば考えられないくらいの暖かさ。 そんな中私の読んだ「今年は、ホームレスなどの凍死者が一人も出ていない」というニュースは、予想外にもたらされたこの暖冬の好影響の一つではありましょうが、植物や生態系に与える影響についての良し悪しは・・・、皆様が其々に感じる事、それが正しい答えなのではないでしょうか。  *ボストン・コモンのリス。近隣の町の住宅街でもよく見られます。
さて、今夜は久々に、”ボストンの町”についてのお話。
地下鉄(通称T)の”レッドライン”と”グリーンライン”が交差する”パークストリート”の駅、その駅から地上へと繋がる階段を上がった場所に、広々と広がる緑の大きな公園、それが今日のお題 ”ボストン・コモン”です。
時はまだ、イギリス(ヨーロッパ)によるの植民地支配の時代であった1634年、その当時のマサチューセッツ行政府が購入した土地が、市民の憩いの場として親しまれ、”ボストン・コモン(公共の場)”と広く呼ばれるようになったのは後の事。また公園としては、アメリカで最古の歴史を持つのだそうです。
当初、放牧地や集会の場だった物が軍隊の訓練場や処刑の場として、また1775年には、独立戦争勃発のきっかけとなった戦いの場、レキシントン、コンコードへ侵攻するイギリス軍の野営地として、時の流れによって様々な使われ方をして来たようです。
現在では名前の通り、周辺住民の憩いの場として、のんびりと芝生の上に横になったり、ランチを食べたりする人々の姿が見受けられる他、公園内での様々なイベントの会場としても利用されています。
 *「何を釣ってるの?」ボストン・コモン内のフロッグ・ポンドに向かって、釣りをする”カエル”の像。
まず、この公園にやって来て多く目に入るのが、”フライド・ドゥ”と呼ばれる、平たく、大きく伸ばした生地をサッと揚げた、ドーナツのようなお菓子とレモネード、プリッツェルを売る屋台。(他にも、観光地らしく、Tシャツやお土産物を売る屋台も。) 先の”フライド・ドゥ”は、カウンターに置いてある粉砂糖・シナモンを、自分の好きなだけ振り掛けて食べるスタイル。 お味の方は・・・、揚げ立ての物であれば美味しいと思いますし、私個人としては好きなのですが、どうかしらん?油っこいと感じる方もいらっしゃるようなので・・・。 まあ、日本ではあまり見られないお菓子ですので、興味のある方はお試しあれ。熱々、フワフワ、モチモチの不思議な食感です。
 *”フロッグ・ポンド”のスケートリンク。写真を撮影した日は平日だったので、空いていました。
また、本来は冷え込みが厳しく、川や池なども氷に覆われてしまうこの地方の事、屋内・屋外を問わずアイススケート・リンクが各所に点在しているのですが、公園中ほどにある”フロッグ・ポンド(かえる池!?)”でも、屋外スケート場がオープンし、上手下手関係なく、皆がスケートに嬉々と興じているのが見られます。 実はまだ一度として、菅家旅館一同皆でスケートをした事がないのですが、従業員達の切なる要望も出ていますので、その内、こちらを利用してみたいと思っております。
(上記についての補足。 上にも書いたような状況下、自分自身のスケート靴を持ってらっしゃる方が、意外と多いようです。 また、地元のアイスホッケーチーム・ブルーインズの人気にも見て取れるように、スケート競技やアイスホッケーがとても盛んに行われており、地域ごとに小さなチームがあったり、小学生向けの教室を催していたりと、この地方では、幼い頃からスケートに親しむ環境下にあるようです。)
本日は季節柄、冬季の様子について多くをお話させていただきましたが、春、夏、秋、冬、四季を通してゆっくりと寛げる場所、それがこの”ボストン・コモン”です。 もし、貴方がボストン・コモンに訪れる機会があるのなら、片手にレモネード、もう片手にはフライド・ドゥを持って、芝生やベンチに腰掛けてみて下さいな。 都会の中にある緑多きこの場所が、貴方の心をホッとさせ、疲れを癒してくれますよ。
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